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2009年
人間の眼と同じ色が再現できるカメラが登場!
 
純緑色のレーザー光源が開発されたことで3 色のレーザー光源が揃う

(APA NEWS116号 P17掲載記事の詳細です。)

レーザー光線をご存知ですね。赤色と青色を良く見かけますが、非常に強くて鮮やかな純色を放ちます。これは、人間の眼で見える最も鮮やかな色でもあるということです。そこに今年、実験レベルで純緑色のレーザー光源が開発されたニュースが世界を駆け巡っています。これで純赤色(R)と純緑色(G)、純青色(B)のレーザー光が揃い、この3色のレーザー光源を使用すると、現在のアドビRGBの色再現域を遥かに超えた、人間の眼で見たとおりの「レーザーディスプレィ」が実現することになるからです。「レーザーディスレィ」で見えるすべての色は、人間の眼で見たまま再現される表示機となり、このディスプレィの誕生は、歴史上初めての快挙です。この出来事は、世界中のテレビやディスプレイが代わるだけで無く、産業のあらゆる画像・映像分野に大きな影響をもたらし、新たな産業を興すものと見られています。当然、我々写真家にも大きな影響をもたらす技術となってくるでしょう。

視覚全色域カメラ

しかし現在、人間の眼で見たままの写真やビデオを撮影できる簡単な装置(カメラ)はありません。これまで、この人間の眼で見たまま再現できる色領域理論を研究として開発した、大型のマルチバンド方式での撮影装置はありましたが、実用的に撮影に使えるものは存在していませんでした。私はデジタルカメラで商用利用した最初の写真家として、20年ぐらい前の雑誌やAPAニュースでも紹介されましたが、その後もいろいろなメーカーや研究機関とのお付き合いが続いています。その中に、約10年前からお付き合いをさせていただいている浜松のベンチャー企業があり、その社長から、人間の眼で見たとおりの写真が撮影できるカメラを静岡大学と共同で開発していると紹介され、1年弱一緒に研究をしてきました。そして、このカメラが、日本発世界標準の21世紀のカメラとして、世界中に大きく拡がることを確信しました。8月初旬には、静岡大学にお伺いして開発者の下平教授とも親しくお打ち合わせをすることができました。私は、まず美術品などのデジタルアーカイブに使用してみる予定にしています。人間の眼で見たままを保存する技術は、日本のみなず、多くの国々の文化遺産、史跡を写真で保存を必要と感じています。さらに、ビデオカメラの試作も完成したということですので、映像の世界も取り組みたいと思っています。

そこで、APAの皆さんにも、この新しい技術「視覚全色域カメラ※」をご紹介します。静岡大学イノベーション共同研究センター鈴木博士に書いていただきました。

APA(社)日本広告写真家協会正会員 川端 秀樹

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※「視覚全色域カメラ」は、川端氏が名づけた名称です。
 
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